『若き詩人』
2014/ フランス/71分 監督 ダミアン・マニヴェル 主演 レミ・タファネル
予算もシナリオもなし、4人のスタッフと撮影期間10日間で製作し現代映画の可能性を示したフランス映画界の新鋭が水戸に!
ロカルノ国際映画祭特別大賞などを受賞。
【スケジュール】
9/26(月)~30(金) 17:00/19:00
9/21(木) 19:00上映後、ダミアン・マニヴェル×鈴木洋平トーク
¥2000/ワンドリンク付き
予告編
ストーリー:青年になったレミは、世界を感動させる詩人になりたいと思っていた。アイディアを探して海辺の街へやって来たものの、何から手をつければいいのか分からない。
ペンとノートを携え、海を眺めて考えてみたり、山に登って鳥の声を聞いてみたり、彼だけの詩の女神を探してみたり…
ダミアン・マニヴェル監督
コンテンポラリー・ダンサーとして活躍後、ル・フレノワ国立現代アートスタジオにて映画を学ぶ。初短編映画は『男らしさ』(07)、2作目の短編は 『静まれ、私の痛み』(08)。2010年に発表した3作目の短編『犬を連れた女』(10)はジャン・ヴィゴ賞を受賞。4作目となる『日曜日の朝』(12)はカンヌ国際映画祭の批評家週間短編大賞を受賞し反響を呼んだ。初長編映画となる『若き詩人』(14)はロカルノ国際映画祭審査員特別賞を受賞した。
「去年のウィーン国際映画祭でダミアンと知り合い、幸運なことに多くのことを語り合うことができた。非常にミニマルなやり方と、ユーモアによって、この世界を肯定する強さを感じることができた。独自の制作スタイルは、ともすれば排他的なスタイルと勘違いされるかもしれないが、それは間違っている。強い意志によって、選ばなければならない究極の選択をしたからこそできる勇気あるスタイルなんだと思う。それでいてユーモアも忘れない。繊細な物語的な拮抗もある。強い意志と、肩の力が抜けてる感じ。このバランス感覚こそ、ダミアンの持ち味だと思う。本作でも大いに笑ってほしい。すでに新作を完成させ、現在は「息を殺して」の五十嵐耕平監督と共同監督作品を準備している。こちらも 楽しみだ。」プログラマー鈴木洋平
公式ホームページ https://www.facebook.com/ayoungpoet/